WORKS
施工実例
鉄筋コンクリート
構造の強さを生かした3階まで
全長約70mのスロープで移動できる
「スパイラルスロープの家」。
RC+木造で住み心地も快適

Design point
子育ても老後もラクに暮らしたい。
その答えが、階段なし、平面移動のスキップフロア
「子どもたちが走り回れるような広い空間がほしい」「年をとっても疲れない家を」というNさん夫婦の要望から始まった家づくり。外部の建築家が提案したのは、1階から3階の屋上まで全長約70mのスパイラル状スロープで繋げた家。70cmずつ段差をつけたスキップフロアを、スロープでゆるやかに登っていく大胆な設計だ。さらに驚くべきはその構造。木造の家の周りをRC構造体でぐるりと囲んだ建築は、現場スタッフもかなり苦労したと話す。N邸の住み心地を聞いてみると、「1階LDKの床暖房をつけると家中があたたまり、冬も快適です」とのこと。まるで平面を歩いているような感覚で上下階を移動できるので、子どもも走り回っているそうだ。N邸のように、常識をひっくり返すような家づくりも同社の施工力の賜物と言える。(設計/bandesign)
建築地域:愛知県弥富市 N様邸 |
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敷地面積:213.26㎡(64.5坪) |
延床面積:212.56㎡(64.2坪) |
構造種別:その他(独自認定工法等) |
施工年月日:2014月4月 |

家をスロープでぐるりと囲み、3階まで階段なしで上下階移動ができるN邸。スロープ部分はRC構造、住空間は木造で、中心の大黒柱で構造を支えている。白く塗装した天井の梁もすべて木。RCで囲むので断熱性が高く、住み心地がいいそうだ

音楽を楽しむ防音室を作りました。
構造が鉄筋コンクリートですので、躯体自体の遮音性もプラスされ、外には全く迷惑をかけません。

音楽を楽しむ防音室を作りました。
構造が鉄筋コンクリートですので、躯体自体の遮音性もプラスされ、外には全く迷惑をかけません。

音楽を楽しむ防音室を作りました。
構造が鉄筋コンクリートですので、躯体自体の遮音性もプラスされ、外には全く迷惑をかけません。

音楽を楽しむ防音室を作りました。
構造が鉄筋コンクリートですので、躯体自体の遮音性もプラスされ、外には全く迷惑をかけません。

スロープのゴールは屋上。空の下で周囲の視線を気にせず、家族だけでゆったり過ごせる空中庭園となった

琉球畳と2色の壁で仕上げたモダンな和室。梁の間に埋め込んだ照明でよりすっきりと感じられる

無垢の温もりを感じながら、素足で寛げる空間。スキップフロアの続き間になっていて、段差に腰かけるのも楽しい。内側の部屋への採光を考えた窓計画にも脱帽

音楽を楽しむ防音室を作りました。
構造が鉄筋コンクリートですので、躯体自体の遮音性もプラスされ、外には全く迷惑をかけません。

N邸で唯一の階段が、ロフトへのアプローチ。それ以外はほぼ水平移動なので、老後も安心。究極のバリアフリーと言える
